バ ルト3国への旅行
リトアニア
バルト3国の最南端に位置する、カナウスという町にユダヤ人6000人の命を救った、あの有名な
杉原千畝さんが、実際に執務されていた建物が今も大切に保存されていて(建物は当時のままとても質素ではありますが、あの国の現状を見れば良い方なのかも しれません)机、椅子も当時のままで、大切に手入れをして頂いている事が良くわかります。
椅子に座って写真を写す事も出来ると言われ、私もその貴重な椅子に座らせて頂き写真を写しました。
大切に保存しています。
係の方が我々日本人を大変歓迎してくださり、如何にユダヤ人の方が杉原千畝さんを心から慕い尊敬されて今も感謝して大切に思っておられるか良くわかりまし た。
我々もその恩恵にあずかり、リトアニアと言う国が地理的には遠い国ですが、とても身近に感じられました。
遠い昔の事のようですがつい昨日の事のようにも思えます
旧日本領事館 杉原千畝さんの執務室 杉原さんの碑の前で
杉原千畝さんの執務室で当時杉原さんが座っておられた椅子に許可を頂き座らせて頂きました
ラトビア
バルト
3国の真ん中に位置しキリスト教の影響の
とて
も
強 い
国です。
この写真はお参りに来た人達が、十字架を残して行った物がそのまま飾られています。
日本の絵馬のような物なのでしょうか?
この辺りは殆んどこのような景色です。
ラトビア リガ市街地
今まで色々な国を旅してきましたが、ラトビアのあんなに酷いホテルに泊められたのは初めてでした。
今思い出してもぞっとします。
元は共産国の支配下にあった国なので旅行客の受け入れに不慣れな為、又ホテルが旅行客を受け入れる
絶対数が足りません。
それで日本などでは到底考えられないような、無茶な増築をして、しのいでいるのが実情です。
泊められた部屋は7階で階段も無く、別のエレベーターでカードを使って上がるのですが、このカードが又思うようには機能せず窓が天井にあるだけ、それも高くてとても手の届く高さではなく、窓が無い為真っ暗です。
もし火事になったら、人間のバーベキューの出来あがりです。
怖くて良く眠れませんでした。
街の印象も全く記憶にありません。
この国も二度と行きたくない国の一つです。
エストニア
バルト3国最後の訪問国で、一週間前に美智子さん達が泊まった同じホテルに2日間宿泊しました。
その1年前にアメリカのブッシュ大統領も宿泊したホテルだそうで、その時の警備が大変で、
あまり来て欲しくないとホテルの関係者は話していました。
日本だったら、それさえも宣伝材料にすると思うけど、長い間共産国に支配された国は観光と言うものに
慣れていないから、ただ面倒なのでしょうか?
何よりも驚いた事があります。
ホテルの窓ガラスが何時掃除したのかわかりませんが、ものすごく汚く、正面玄関の窓さえ本当に
汚いものでした。
如何にバルト3国はロシアに長く支配され、観光事業も近年急速に伸び始めた為、やはり不慣れなのでしょう。
聖ペテロ・パウロ教会
田舎の風景
たまたま出あったお祭りの風景
3カ国共、琥珀の産地で何処へ行っても我が国が最大の産出国で、ここが本物だと店員が声を張り上げていました
どちらを信じれば良いんでしょうか?
今も毎日採掘しているそうです。
長い長い年月を経過して採掘される物だけに結構値段はしますが、それも仕方ない事なのでしょうか?
3国とも私が考えていた程の暗さはなく、決して陰ではないのですが、やはり共産国独特の空気は感じました。
昨年ハンガリー、オーストリア、チェコへ旅した時も、オーストリア以外の国でも感じた空気です。
他国に支配されると言う事は怖いですね。
独立してもその傷跡は長く尾を引くと言う事なのでしょうか?
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