私の10日間のスイス旅行記

平成23年6月23日のスイスの旅を振り返って
関空を夜11時35分エミレーツ航空からドバイに向けて飛び立つ
ドバイ到着は朝の5時5分
4時間程の乗り継ぎの待ち時間の間お店を散策

真夜中なのに、どのお店も24時間営業とかで真昼のように明るいのでびっくり
ドバイは世界中の民族衣装を着た人であふれかえっていて、
それを見ているだけで乗りつぎ時間がつらいとは思いませんでした。
今までいろいろな国を旅して、過去27カ国旅しましたが、これほどの民族衣装が一堂に会したのを
見たのは初めてでした。
イスラム圏の女性の人達は、ただじっと家にいるように思いますが、
裕福な家庭の人達なのか、綺麗に着飾っていて、中には頭から黒い服を来ている人もいますが
結構華やかな服を着ている人もたくさんいました。
今までは黒のチャードルを着ている人を多く見ましたが、色とりどりで綺麗ですが、
この暑いのに私は1時間たりとも着れないでしょう
テレビで見たことのない服装にも出会いました。

空港内の免税店で(物価が高いのは聞いてはいましたが)本当にびっくりしました。
1例を挙げれば水500ミリのペットボトル1本、日本円で490円です。
    
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小さなチョコレート1個4ユーロ日本円で約500円です。
免税店でですよ。
ことに水は我々日本人にとっては、バカらしくてとても買えるものではありませんでした。

  
ベルンの街に入りました。
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町の中心はやはりスイスの首都だけあって落ち着いた古い町でありながら,さすが首都だけあって
落ち着いた中にも近代ビルが立ち並び、とても印象が深い町です。

フランス、ドイツ、オーストリア、イタリアの4カ国に囲まれ海の無い国です

3日めはユングフラウ3山観光です
登山列車でシーニゲ・ブラッテで高山植物園の散策
スイスの可憐な国の花 エーデルワイス
<OP>でロートホルン鉄道観光
蒸気機関車で2時間近くゆっくりとカーブしながら、頂上のブリエンツ駅につきました。
ついた時はとても良い天気で、周りの山々を見ていましたが、あっと言うまにカスミがかかり
視界がゼロという怖い現象を体験しました。
急に寒くなり山の恐ろしさが身に沁みました。
それ程高い山ではないのにみるみる視界ゼロになり、話には聞いていましたが、これ程とは思わず、
元々山は嫌いなので2度と登ろうとは思いません

駅を出て丁度1時間位の所で電車が止まり、蒸気機関車なので、
水の補給を始めました。
写真のように10分位、補給をしましたが、初めて見る光景です。

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4日目は綺麗なルンケルン湖に架かるカペル橋を渡りルツッエルン観光

この町で表じゅうに白地に金色でスイスと書いてある白いバックを買う
この国にしかバックだと思ったから。

世界遺産のアルブラ線でサンモリッツへ
サンモリッツは氷河特急の始発駅です
人気のあるラントバッサー橋を通り、サンモリッツで泊まる


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5日目
ディアボレッツァ   私にとっては最悪の日でした。
ケーブルカーで5大名峰ベルニナアルプス観光に出る
標高2984メートルのディアボレッツァ山頂はとても寒く、風はピュウピュー外に出てみたものの
余りの寒さに部屋に戻ろうとドアに手をかけたとたん、鉄製のドアに左手を挟まれ
一瞬何が起きたのかわからず、手を見たら大変な出血で、皆さんに手当をして頂きました。

その時はまさか骨折しているとは思わず、又団体行動なので、病院に行く事も出来ず
2日間ただバンドエイドをしていましたが、ツアーの方がその腫れ方は骨折していると言われ
6月20日の午後幸い自由行動の時間があり、添乗員さんにお願いしてスイスのサンモリッツの病院に行きました。

診察を受けた駅の近くの病院の街並み
ここからマッターホルンが良く見えます。

その時たまたま、ホテルの車が駅に行く用事があり始めて電気自動車に乗せてもらいました。
電気自動車は外から見るととても静かですが、中は意外に音がうるさいし、座席もクッションもとても快適とは言えず
日本にはあんな座席はまず無いだろうと思いましたが、バスは何の問題もないのでワゴン車だから座席も雑な作りだったのかも。

病院は予約がしてあったので、すぐ見てもらえました。
スイスの病院は(個人病院でした。)ゆったりしていて、他に患者もおらず、背の高いとてもハンサムな先生に診て頂きました。
そこでレントゲン検査で骨折がわかり、日本に帰ったらすぐ病院に行くようにと言われましたが、ツアーの為そうもいかず
サポートをして貰い、支払いの段になったら、当然日本円は利かず、カードの支払いがOKなので払いましたが、
日本円で約6万円でした。
日本なら信じられない金額です。

ここの人達は日本人のように簡単に病院にかかれないのではないでしょうか?
本当にびっくりしました。
手は腫れるは痛いは不自由この上ない旅行になりました。

日本に帰り通院しながら8月20日過ぎ、ようやく骨もつきリハビリに励んでいますが、めったにない酷いめに会いましたが、
今から思えば電気自動車に乗れた事、スイスの病院の中も見れて、ハンサムな先生に
診て貰えた事、痛いけど良い経験をしたと今では懐かしく思っています。

6日目はサースフェー
氷河に囲まれた村、標高2350mの観光でしたが、取り立てて感じる事もありませんでした

7日目5大名峰マッターホルン
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早朝のマッターホルンです                           ホルンを吹く老夫婦
感動します
私達が思っていたマッターホルンではなかったので、(ケーブルで上にあがりましたが)
世界1高い郵便ポストに投函する積もりが何処を捜してもポストがなく、添乗員に聞くと反対から登った所にあると、
言われ騙されたような気分で、面白くなかったです。

右上の写真は老夫婦が駅前でホルンを吹いている写真です。
今晩泊まるツェルマットの駅についたら、スイス伝統の、ホルンを吹いている方の演奏を聴く事が出来ました。
長い笛をあの身体の何処から息をしているのか、とても上手でした。
高齢なのに良く息が続くものです。日ごろの訓練のたまものです。

お昼は自由行動でレストランでスパゲッテイを食べましたが、麺はゆで方が足りず、硬いは、ハエは飛ぶ回るわ、
少ない量なのに、2500円も取られ、本当に物の高さにあんぐりです。

この日この後予約をした病院に行きましたが、とにかく物も医療費も高い。
スイスの人達皆さんお金持ちなのかな?
この様子では風邪位で病院に行く人は少ないのではないでしょうか?


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荷物すべて電気自動車です

8日目
ツェルマットを出て列車でテーシュから、モントルー観光
湖畔にたたずむシオン城


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世界遺産ラヴォー地区散策
ワイン畑が見事で、試食販売していましたが、」下戸の私には縁のないことでした。
やたら暑かった事覚えています

やっとあこがれのジュネーブに来ました
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       ジュネーブの大橋                            湖畔の噴水


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         ジュネーブ国際空港                    ジュネーブの街並


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        ジュネーブの花時計                      ジュネーブの湖畔


さすがスイスの大都会、私がスイスに来てやっとここがスイスだと思った所でした
ジュネーブを見て何かほっとしました。
街と湖を見て初めてスイスに来て良かったと思いました。
やはり私は山はあまり好きじゃないと。

9日目
フランス領のシャモニーに5大名峰モンブランを見る為越境
アルプス最高峰のモンブランを見る為ケーブルで4000m程登りました。
生憎お天気が悪く良く見えませんでしたが、とにかく寒くて急いで下に降りました。
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これ以外の山はお天気が良くすべて見えましたが、ほとんどがテレビで嫌という程見ている所なので、
さしたる感動もなく、ジュネーブが一番良かったように思います。
マッターホルンのすぐ側のツェツマットで泊まれた事はそれなりに良かったかな程度です。
今までいろいろな人達がスイスは良いと聞いていたので、かなり期待していましたが、
2度と行きたいとは思いません
もう1度行きたいと思う国は腹立たしいけどロシアとイタリアです。
フランスは2度行きましたが、もう行きたくない国の一つです。

最後の10目
ジュネーブからドバイ経由の飛行機なので、当然入国検査があります。
それで手の骨折の為左手に付けているサポートに金属が入っているので、入管でチンチンなり
医者が骨折の証明書を書いてくれて
それを出しているのに、中々納得ぜず、困りました。

それでもジュネーブはまだ通関できましたが、ドバイでは犯罪者扱いで、別室に入れられ、
酷い目に会いました。
検査の厳しいのは必要だとは思います。まして中東ですから、
しかし税関は人を見る目も持って欲しいですね。

その帰りのエミレーツ航空の機内の寒い事、寒い事いくら頼んでも温度を下げず、
皆さん震えているのに、私は毛布を2枚貰いましたが、それでも足りずとうとう酷い風を引き、
踏んだり蹴ったりの旅でした。

家に帰って病院にかかりましたが、10間通院しました。

以後エミレーツ航空だけは絶対に乗らないと心に刻み
どんなに行きたい所でも、エミレーツ航空だったら乗らない。
それ程腹立たしい帰りの旅でした。

スイスでガイドさんに聞いた話ですが、スイスは何処の家でも窓に綺麗な花がたくさん飾ってあります。
その花のセンスが良く綺麗な窓の風景が良い家ほど良い嫁だそうです。

朝食は毎日ウインナー、ハム、ベーコンで食事の支度の必要はなく、そんなものに時間をかけず
ただ家の周りを綺麗にする事に尽きるそうです。
卵も殆んど食べないそうです。

私は10日間それが朝食に出て夜も何かしら、多分ウインナーの太くて長いのが出ました。
おかげで日本に帰って来てから今もってこの3つは食べる気がしません。
海藻に至っては1年中食べる習慣がないそうです。

日本人のガイドさんに昆布やすっぱい酢昆布をあげたらとても喜んでくれて日本に帰った時大量に買い込んでくるそうです。
ヨーロッパは全体にそうですが、野菜がないですね。6月中旬なのに。
日本ではとても考えられない。
こんな訳で二度と行きたくない国です。









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